未だに雪がチラついたりする今日この頃です。
でも日ごとに暖かく、クリニックの駐車場の雪の山も吉川のおかげで小さくなってきました。
吉川はあの雪を消す作業が大好きだそうです。
さて、私が通った中学校が先週で閉校しました。
卒業したのは今から20年以上も前ですが、当時から古かった校舎。
例えば、冬の朝、窓際の席の人の机には雪がひとすじ積もっている。。。とか
教室のストーブ(ヒーターではない)は前の黒板のそばに1つ。前の席の人は異常に暑く、後ろの席と窓側の席の人は寒い。。。とか
ピアノには鳴らない鍵盤があり、調理準備室は吹奏楽部のパーカッションパートの倉庫と化しており、体育館の床はデコボコで、ささくれ立っている。。。とか
1年と2年の時のお手洗い事情については、もう記憶から消し去るしかない。。。といった具合です。
それでも、あの校舎は私にとって、愛着があり、本当に充実した時間を過ごせた場所です。
同期の友人から閉校になるのだから、みんなで中学校に集まり、写真でも撮って、軽く飲もうかと連絡がありました。
そして先週の土曜日、校舎を背景に記念撮影。
卒業アルバムの再現まで挑戦しました^^
残念ながら校舎内に入ることは叶わなかったのですが、ふと生徒用玄関を覗くとあの頃と変わらない下駄箱とすのこ。
体育館へ行くときはこのすのこを渡るのです。
誰かが通るたび、カタンカタンと鳴る音。
それが今でも耳にしっかり残っています。
より切ないのは、あの頃と変わってしまったことではなく、むしろ変わっていなかったことのほう。
強烈な懐かしさを呼び起こさせるのは、いつも思い出せるような大きな出来事や思い出ではなく、日常の中に隠れていた本当に些細なことのほうなのだと実感した時間でもありました。
写真撮影後はお店に移って、みんなとの楽しいアルコール時間。
同期には素晴らしい盛り上げ役がいますので、終始ワイワイにぎやか!
みんなと同じ年に生まれてよかったなぁ。
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by tcmayumi
| 2013-04-02 18:52
| おともだちとのこと